平和の架け橋<2>

2025年2月23日、インド最南端の町カニャクマリにあるキリスト教の教会に行き、インドで世話になっている人たちとともに日曜礼拝に参加しました。

自分はクリスチャンではなく現地語であるタミル語はまったく分からないので、礼拝の時間は教会の周りや外側をうろうろとしていました。

そして入り口付近にいる可愛い子どもたちに声をかけ、みんなに折り鶴をプレゼントしました。
プレゼントした折り鶴は、サンカランコービルで学校の生徒たちにお渡ししたのと同じ呉市立阿賀小学校の生徒たちが平和の願いとともに折ったものです。

礼拝が終わると、子どもたちを中心としたサンデークラスが始ります。
そこでどんな流れでそうなったのかよく分からないのですが、なぜか自分がみんなに鶴の折り方を指導するということなってしまいました。

インドには正方形の折り紙というものがありません。
また自分もその時は折り紙を持っていなかったので、まずはノートをちぎった長方形の紙を正方形にカットするところから指導します。

初めての折り紙で鶴というのはちょっとハードルが高いのですが、みんな鶴の折り方に興味津々です。

けれど言葉が伝わらずに苦労していたところ、たまたま以前日本人から鶴の折り方を教わったことがあるという女性がいて、彼女に代わりに指導してもらいました。

みんななかなか上手には折れなかったようですが、その場にいた全員に阿賀小学校の生徒さんたちの折り鶴を一羽ずつプレゼントしました。

インドでは、どこに行っても折り鶴は大人気です。
そしてヒロシマの名前もよく知られていて、ヒロシマから平和を伝えるには折り鶴は最高の架け橋となります。

素晴らしい平和メッセージを伝える機会を与えてくださった教会の皆様に感謝いたします。

ヒロシマの願いが世界に届きますように♪

報告 酒井伸雄
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