2024年7月28日、平和記念公園の元安川沿い、かき船かなわの南側にカンナ花壇が完成し、その式典が執り行われました。
カンナは原爆によって焼け野原となり「75年間草木も生えない」と言われた広島の大地にその年の秋に花を咲かせました。
カンナは広島の人たちにとって生命息づく平和と希望のシンボルです。
HPS国際ボランティアと友好団体である「カンナの輪の会」が、そのカンナの思いを伝える活動を続けていて、このたび広島市から助成を受け、平和記念公園の一角にカンナ花壇を設けることができました。


式典には40名近くの方が集まり、花壇の完成を祝うとともに平和の誓いを新たにしました。

式典は黙祷に始まり、吉住代表、来賓、役員の挨拶へと続きます。


そして最後は被爆者である品川正則さんの被爆体験をお聞きしました。
原爆投下から79年、原爆の悲惨さを生の声で伝えてくださる被爆者の声は貴重であり、とても身につまされます。

式典は午前10時から始まって約50分間、参加された皆さんの平和への思いが詰まった素晴らしい集まりでした。
これから世界の恒久平和が実現する日まで、この平和と希望のシンボル、カンナ花壇を守り続けます。

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